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失敗しないトランクルーム業者の選び方!初心者が物件見学時に注意すべきチェック項目とは?

失敗しないトランクルーム業者の選び方!初心者が物件見学時に注意すべきチェック項目とは?
初心者がトランクルームを初めて借りる際の業者の選び方や物件見学時の注意点についてまとめています。トランクルーム選びではまずは荷物の量、預ける期間、立地、保管環境、料金、保証内容、割引キャンペーンを見ておきましょう。また見学時には建物の立地、駐車場、治安、搬入経路、スペースの大きさ、温度や湿度、ニオイ、業者の対応などがチェックポイントです。
スペースの有効活用を考えたときに便利なトランクルーム。
トランクルームには屋外、屋内、宅配と大きく3種類ありますが、それぞれ利用方法や料金体系などが異なり、業者や会社も多数存在します。

ほとんとがそうではないと思いますが、中にはいい加減な運営をしている悪徳業者も存在するかもしれません。
実際に利用し始めてから「こんなはずじゃなかった…」「業者選びに失敗した…」という事態に陥ってしまうことだけは避けましょう。

とは言っても、初めてトランクルームを借りるとなると、自分に最適なトランクルームを選ぶのはなかなか難しいですよね。

そこで、今回は陥りがちな失敗パターンを参考に、トランクルームを選ぶときに注意したい点やポイントについてご紹介していきます。
また、見学時にチェックしておきたい項目についても確認しておきましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。


陥りがちな失敗パターン


まずは、トランクルームを選ぶ際に陥りがちな失敗パターンをいくつか先に知っていきましょう。

コストがかかりすぎる


トランクルームにかかる費用は月額利用料だけではありません。
賃貸住宅のように敷金礼金や事務手数料、保険料、解約料などさまざまな費用が加算される場合もある(というか多くの場合は発生する)ので注意が必要です。

安い月額利用料を目当てに契約したけれど、実際に利用してみると諸費用がたっぷりかかってしまうことも、実際にはあり得るのです。

このような失敗を起こさないためには、契約する前に必ず「どのような料金体系なのか」を知った上で申し込みをすることが大切です。
そして、高すぎるトランクルームを選ばないためにも、事前にある程度地域の相場を確認しておいたほうがよいでしょう。

まずは事前に料金シミュレーションを行うことをおすすめします。

荷物の状態が悪くなる


荷物は基本的には自分の目の届かない場所に置いているため、数カ月後に見てみたら、状態が悪くなっている可能性もゼロではありません。

「衣類や布団にカビが生えた」「家電が壊れていた」など、せっかく預けた荷物が使えなくなることもあるのです。
お金を払って荷物をダメにした...なんて、笑えないですよね。

紛失や損壊などに備えた保証を用意している業者もありますが、まずは荷物を預ける環境からチェックしておくことが肝心です。

設置場所が屋内なのか屋外なのか、屋内でも温度や湿度管理は徹底されているのかも重要なチェックポイントでしょう。
また、自分で荷物を詰める際に、ギュウギュウに詰め込みすぎるのもNGです。

保存状態によって、荷物が傷んだりカビなどのリスクが高まることにも注意が必要です。
ちょっとだけ隙間をあけておくのがポイントです。

最初より荷物の量が増えてしまった


「不要な荷物はトランクルームに入れられるから」と安心し、気が付けばどんどん物が増えてしまうパターンもあります。
はじめに契約していたスペースに入りきらなくなり、新たなスペースに借り換えたりと余計な出費がかかってしまうのはもったいないですよね。

反対に、大きめのスペースを借りても、実際には荷物をほとんど置かずに、空きスペースだらけなのも、また無駄な利用につながります。

利用中に荷物の量が増えたり減ったりすることが考えられるのであれば、預けられるスペースが決まっている屋内や屋外タイプよりも、荷物を増やしたり減らしたりできる宅配タイプを選ぶのも検討してみてくださいね。


トランクルームの選び方


失敗しないトランクルーム業者の選び方!初心者が物件見学時に注意すべきチェック項目とは?
では実際に、トランクルームを選ぶときに気をつけたいポイントについて見ていきましょう。

荷物の量で選ぶ


まずはどれくらいの量の荷物を置きたいのか考えてみます。
ダンボール1つ程度の少量であれば宅配タイプがお得でしょう。

反対に、大きな家具や家電など生活用品一式などだと屋内・屋外タイプのトランクルームを借りた方がお得になります。

これらの荷物の量がどれくらいになるのか、また、今後荷物の量に変化があるのかによっても選ぶタイプやスペースの広さは変わってきます。
荷物の量から利用料金をシュミレーションできたりおすすめのコースを提案してくれるサイトもあるので、チェックしてみてください。

預ける期間で選ぶ


引っ越しなどで一時的に預けたい場合や、長期的に使わない荷物を置いておきたい場合など、預ける期間はさまざまです。
トランクルームには、最低利用期間が設定されているものもあります。

お得なプランの中には長期的な契約が必要な物もあるので注意が必要です。

また、宅配タイプでは荷物を出し入れするたびに料金が発生するものが多く、頻繁に荷物の出し入れが予想される場合は、屋内・屋外タイプの方がコストは抑えられるでしょう。

立地で選ぶ


宅配タイプの場合、全国どこでもOKもしくは一部の地域限定で行っていますが、屋内・屋外タイプは自分で荷物を運ばなければいけないため、立地が大切になります。

基本的には車を乗り入れて搬入や搬出を行うので、交通アクセスが良い場所を選ぶことが重要です。
家からの距離や職場の近くなど、実際に利用する上で便利な位置にあるトランクルームを探しましょう。

郊外にあるトランクルームならほとんど駐車場完備ですが、街中にあるビルのテナントなどを利用したトランクルームには駐車場がない場合もあるので、注意が必要です。

環境で選ぶ


家具や家電、衣類や布団など、湿度などによって影響を受けやすいアイテムは特に、温度や湿度の管理方法が明確なところを選びましょう。

湿度が高すぎるとカビの原因になったり、環境がよくないと破損やダニなどの発生にもつながります。
できれば実際に足を運んで、どのような保管環境なのかをチェックする事が重要ですね。

屋外タイプを選ぶ基準


屋外のトランクルームは、どうしても外気の影響を受けてしまいます。
その分価格を抑えることができるのですが、どちらを選ぶかの目安として「自宅で保管するとしたら、庭の物置に入れても良いか」を基準に判断しましょう。

料金で選ぶ


一時的な利用はもちろん、長く利用する上では料金も大切です。
月額利用料だけではなく、諸費用を含めた月のコストを事前に確認しておきましょう。

そうすれば他の条件と月のコストを比較しながらお得なところを選ぶことができます。
各サービスの相場についてはこちらの記事で書いているのでぜひ参考にしてみてくださいね。

トランクルームの月額料金と初期費用の相場比較!格安で便利な業者はコレだ!

保障内容で選ぶ


万が一の盗難や自然災害など、絶対に被害に遭わないとは言い切れません。
できるだけ、万が一のための保証がついているものを選ぶとよいでしょう。

また、セキュリティーが強化されている物件や自然災害に強い物件、立地の条件から選ぶことも大切です。

キャンペーンなどもチェック


ある程度絞れてきたら、キャンペーンなどがないか確認しておきましょう。
同じサービスでも、キャンペーンを利用し手お得に利用することができる場合もあります。

短期間試しに利用してみるのも


初めてトランクルームを利用する場合は、どんな感じになるのかまずは試しに使ってみるのもひとつの方法です。
トランクルームを利用することが、今の生活スタイルに合わなかったり、不便さを感じてしまうと、結局うまく活用できずに費用が無駄になってしまいます。

少量を短期で契約できるところを探して、実際に使い勝手が良ければさらに長い期間、多くの荷物で契約してみましょう。


物件見学時のチェック項目


「こんなはずじゃなかった」などの失敗を避けるためには、可能なら、物件見学はできるだけしておいた方が無難です。

トランクルームは「屋内タイプ」「屋外タイプ」「宅配タイプ」に分類されるのですが、基本的に宅配タイプはセキュリティー面で見学不可の場所がほとんどです。

屋内・屋外タイプに関しては、多くが見学も可能になっているので、時間に余裕があればできるだけ見学をしてから申し込みをすることをおすすめします。

設置タイプでも屋内タイプは予約が必要になっている場合もあるので、事前に問い合わせしておくと安心です。

実際に見学に足を運んだときにチェックしておきたい項目は以下の通りです。

建物の立地


まずチェックしておきたいのが、建物の立地です。
自宅からどれくらい距離があるのかや、道路の混雑状況なども把握しておくとよいでしょう。

特に、荷物の出し入れが頻繁になると予想される場合は、アクセスの良さは重視したいポイントです。

駐車場


まずは専用の駐車場があるかを確認します。
そして、駐車場への入りやすさや、荷物を搬入する経路も合わせてチェックしておきましょう。

トランクルームのブース数が多く、駐車場の台数が少ない場合は、週末などは満車になってしまう可能性も考えられますね。

治安


屋外のトランクルームでは特に盗難などが心配になります。
設置場所の地域の治安の状態も合わせてチェックしてきましょう。

繁華街の近くや人通りが少ない場所よりは、大きな通りに面していたりする方が安心ですね。
周囲に街灯が少なかったりする場合も注意が必要です。

建物内


実際に利用することを想定して、建物内を見ていきます。
ポイントは以下の3つです。

搬入経路


まずは、どのような搬入経路になるのか見ていきましょう。
建物内にエレベーターがなかったり、ビルのテナントを利用したトランクルームの場合には注意が必要です。

荷物の運搬専用に設計されていないため、搬入経路の間口が狭いなどのデメリットも考えられます。
設置タイプのトランクルームでは、重たくて大きな荷物を運び入れたり出したりする作業も自分でしなければいけません。

実際にどのようなルートで搬入するかもシュミレーションしておきたいですね。

実際のスペースの大きさ


物を置いていないと、スペースが広く感じてしまいますが、実際に荷物を置いたときに思ったより置けないなんてことも。
メジャーを持参して、実寸サイズを計っておくとこのような心配はなくなります。

また、天井の近くまであるスペースを有効活用するために丈夫な棚などを設置することもおすすめです。

温度や湿度、ニオイ


トランクルームの利用者を募集してあるサイトでは、温度や湿度なもの空調設備の充実を唱っていたとしても、実際に湿気臭かったり、埃のニオイが気になるという可能性もゼロではありません。

特にニオイに敏感な場合、荷物にニオイが付着してしまうと大変です。
温度計や湿度計を持参して計るまではしなくてよいですが、ニオイの感じ方などは個人差が大きく、感覚的なものもあるので、できれば見学をして自分で確認しておきたい項目ですね。

セキュリティー


大切な荷物が盗難被害に合わないためにも、セキュリティー面は大切です。
スタッフの巡回や防犯カメラ、各種警備会社との連携などもチェックしておきましょう。

また、実際にどのような鍵を使用しているかもポイントになります。
防犯対策に備えた強力な鍵や二重ロックを採用しているとより安心して利用できるでしょう。

また、屋外タイプでは、建物に入る際にも鍵が必要な場所を選んだり、スタッフが常駐しているとセキュリティー面も強化されますね。

業者の対応


どんな業種でも対応してくれる人の感じが良いと、その企業の印象は上がりますよね。
トランクルーム事業は大手だけではなく、空きスペースの有効活用として大小様々な企業が参入しています。

対応ひとつではありますが、企業の姿勢や社内教育などがしっかりしているかの目安になりますね。

また、スタッフが常駐している場合は巡回や共用スペースの清掃なども行ってくれる場合もあります。
セキュリティー面からも有人の店舗は安心ですね。


まとめ


トランクルーム選びで失敗しないためのポイントをまとめると、

・荷物の量
・預ける期間
・立地
・保管環境
・料金
・保証内容
・割引キャンペーン

などをあらかじめ注意して見ておきましょう。
ある程度目星をつけたら見学を予約することを強くおすすめします。

見学時のポイントは、

・建物の立地
・駐車場
・治安
・建物内の搬入経路
・スペースの大きさ
・温度や湿度
・ニオイ
・業者の対応

などですね。

これらを総合的に判断し、最終的に利用するトランクルームを決めると失敗が少ないでしょう。
まずは迷ったら、一定期間試しに利用してみたり、少量から利用できる宅配タイプからはじめてみるのもおすすめです。


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ABOUT ME
べるこ
モノが捨てられない性格の30代サラリーマン。仕事はシステムエンジニア。趣味は読書、買い物、筋トレ。衣類はクローゼットに収まらず、本や雑誌は山積み。部屋が荷物で溢れかえっている中、「トランクルーム」なるものを知り日常生活が劇的に改善。その感動を伝えたくてブログをスタート。

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